平成28年6月 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられました
長雨と暑さで厳しい季節ですが、皆様お変わりはございませんか。
さて、7月10日は参議院議員選挙が行われます。
この選挙は、皆様もご承知のように、昨年6月に成立した改正公職選挙法により、選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に変更になる初めての国政選挙になります。
今回の引き下げは、日本の未来を担う10代の若い方々にも政治に参加していただくことが、その目的です。
日本の若者の投票率は他の世代に比べ低いと言われていますが、ある調査によれば「社会や政治問題へ参加すべきだ、参加した方が良い」と考えている高校生は70%以上という結果も出ています。
また、世界的に見ても選挙権年齢は18歳以上が主流となっています。ヨーロッパを中心にさらに引き下げを進める動きが活発で、一部の国や地域では16歳以上までの引き下げが行われています。今回の引き下げはそれらの流れに沿ったものです。
若い方々にも「自らの声を政治に届け、日本の将来をより良いものにしていくための最大の手段が選挙である」という意識を持っていただき、自らの持つ選挙権という権利をきちんと行使し、選挙権を持つことにより、自らもこれからの日本を作り出す一人であるという意識を持っていただきたいと思います。
私も、皆様のご期待に応えるべく、長い将来にわたって持続可能な発展を続ける日本を作るために、努めて参ります。